2024.03.26

愛媛発「お好み焼き」をグローバルに!世界をGOOD FIELDに!

行列の出来るお好み焼き屋として有名な「お好み鉄板 すみれ」を経営する株式会社GOODFIELD 代表取締役 芳野裕士さんに、愛媛発お好み焼きへのこだわりや思いを語っていただきました。

2024年2月22日(木)放送 「『22_Ehime』モノ・がたり」より抜粋、編集
聞き手 南海放送ラジオ「Tips」プレゼンター 正岡 省吾

今回お話を聞いた方
株式会社GOODFIELD 代表取締役
芳野 裕士さん
Hiroshi Yoshino
2003年創業し、現在、お好み焼きの専門店を県内に6店舗、県外に2店舗を展開中。年間20万人が来店する愛媛で一番のお好み焼き店として地域のお客様から支持を得続けている。
2003年創業し、現在、お好み焼きの専門店を県内に6店舗、県外に2店舗を展開中。年間20万人が来店する愛媛で一番のお好み焼き店として地域のお客様から支持を得続けている。
正岡  株式会社グッドフィールドについて、経営するお店の話なども交えてご紹介をお願いします。

芳野  はい。2003年に「お好み鉄板 すみれ」を起業しまして、広島流お好み焼き、関西流お好み焼き、三津浜焼き、鉄板焼きを中心に、フランチャイズも含めて県内外で8店舗を運営、管理しています。

正岡  あの「sumile」のロゴは街でよく見かける看板ですね。そして三津浜焼きは愛媛・松山を代表するソウルフードの一つで、22_Ehimeでは一品出品されています。商品名は「三津浜焼き5枚セット」消費税送料込みで5,500円、クール便でのお届けですね。
芳野  三津浜焼きは大正時代に、今の愛媛県松山市の三津浜地区で生まれた牛脂やちくわや麺などが入った半月板のお好み焼きです。すみれではオリジナリティを出すために、牛脂を甘辛く味付けしてお好み焼きに入れています。

正岡  私、事前に試食させていただきました。袋に入った冷凍の商品をレンジで7分くらい温めましたら、お店の鉄板で焼いたお好み焼きと変わらない味で、熱々をいただけました。この冷凍技術は見事で、かなり工夫されたのでしょう。

芳野  ありがとうございます。焼き上げた熱々のお好み焼きをブラストチラーという急速冷凍庫に入れまして、粗熱を取って急速冷凍することで、商品の水分や香りを封じ込めて出来たてのおいしさがキープされます。

正岡  独特の冷凍技術ブラストチラー、まさに必殺技ですね。そして、ソースがこってりしすぎてないのですね。かなり研究されて作られたお味だと思うのですが、私大好きです。
芳野  ありがとうございます。あと、お好きな具材をのせると一層おいしくなります。例えばチーズやしそ、目玉焼き、イカ天などの具材をトッピングすると味の幅が広がります。

正岡  その時の気分によってトッピングを選ぶのですね。そして、この商品は5枚入っていてボリュームがありますから、ご家族や友人とのパーティーなどにおすすめですね。ところで、芳野さんの会社GOOD FIELDさんでは、食を提供するうえでどのような理念をお持ちなのでしょうか。

芳野  当社は美味しいお好み焼きをお客様に食べていただくうえで、仲良くなれる場所や分かち合える場所を提供していくことを大事に考えています。その理念は社員教育などを通してスタッフと共有し、お客様から愛される、また笑顔の花が咲くお店にしたいと考えています。

正岡  社員教育を通して、お客様から愛されるお店にしたいというお気持ちなのですね。もちろん、商品自体もいろいろ開発工夫をされていて、オリジナルのソースなどはかなりご苦労されて作られたのでしょう。
芳野  はい。ソースはもちろん、自社製の出汁や麺なども作る際に黄金比率を見つけるのにすごく苦労しました。

正岡  だからすみれさんでしか出せない味になっているのですね。最後に芳野社長さんのこれからの目標やビジョンなどをお聞かせください。

芳野  三津浜焼きをもっとたくさんの人に知ってもらいたいですね。松山に来たら、三津浜焼きを食べて帰っていただきたいです。そしてこの松山のソウルフードを全国に発信して認知度を高めていきたいと思っています。

正岡  今日のゲストは株式会社グッドフィールド代表取締役の芳野裕士さんでした。これからも美味しいお好み焼きをお願いします。本日はありがとうございました。