砥部町の静かな住宅街の奥にある「遠藤窯」。一歩その工房に足を踏み入れると、優しい土の香りが漂い、ステレオからはラジオが流れる中で、ご夫婦が黙々と作品作りに励む姿が目に入る。“穏やかな時間“とはこのことを言うのではと思うほどの空間。ここで、真っ直ぐで、優しさを感じる作品が生まれていると思うと妙に納得ができる。